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2025/11/17

最近やっているAI開発にまつわるあれこれ

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家長真大

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CEO

皆さん、こんにちは!SHIPの家長です。 僕は、普段いろんなプロジェクトに関わっていたり関わっていなかったりしてます。たまに時間をみつけては、AIについてもごにょごにょ触って新しいインプットを得るように心がけてたりします。 今回は僕が最近取り組んでいるAI開発の「あれこれ」を、事例を交えてご紹介できればとおもっています 。技術調査から実証実験、そして日々の業務へのAI活用術まで、AI開発の最前線をお届けできればと思っています!

🔍 AI技術調査の進め方:まず「触って」良さを体験する

基本的にAI技術を導入するかどうかの判断は、机上の空論では行いません 。 一度実際に触ってみて、その技術の良さを体験したうえで、導入の可否などを判断しています。 新しい技術のポテンシャルを肌で感じることが、最適な選択への近道だと考えているからです。

💻 最近やっていることその1: Claude Codeを活用した超効率開発体験

最近特に注力しているのが、Claude Codeを利用した開発です 。その特徴は驚くほどシンプルで使いやすい点にあるかとおもいます。 基本的には自分でコードを書いていません。全部AIに書いてもらってます。デザインもFigmaMCPと連携して書いてもらってたりします。 仕様だけをNotionなどのツールにまとめ 、それをmcp連携などで開発してもらう、という流れも採用しているので、開発ドキュメントについてもそこまで困らなくなってきたなという印象です。 これにより、仕様検討や開発設計という最も重要な部分に集中でき、開発効率が飛躍的に向上しました。 1c0aa3678bd5ee65eea04524a341025f.png あと、複数プロジェクトに携わる機会も多いので、基本的に複数のプロジェクトで並列利用しているケースが多いです。git worktree管理が大変だからやりたくないな。。。という裏理由も実はあったりしますが笑。

あと、弊社ClaudeCode使用し放題です。ぜひAIもっと使いたい方はご応募ください!

🛠️ 最近やっていることその2: RAG(検索拡張生成)の検証でAIの可能性を模索

次に進めているのが、RAG(Retrieval-Augmented Generation)の検証です。 詳しい内容はお話しできませんが、特に採用スキーム運用の効率化を目的として実施を予定しています。 技術スタックとしては、AWS BedRockとAWS OpenSearchを組み合わせ 、RAGを利用したAIの可能性を深く探求中です。 現在は実証実験ベースでプロトタイプを作成中の段階で 、まだローカル環境での運用に留まっています 。この検証が進めば、社内の業務プロセスに大きな変革をもたらせるのではないか!と期待しています。 Gemini_Generated_Image_1_3e4105a8a7.png

🚀 最近やっていることその3: AI利用ケースの「仕組み化」で日常業務を最適化

日々の業務においても、AIを効果的に活用し「仕組み化/効率化」を進めています。 あくまでここは個人としての仕組み化にとどまっているのですが、やっていることを以下に記載します。

利用ケース 活用ツール/サービス 具体的な仕組み
メールの返事生成 Gemini + Gems 自分専用の返事生成を行っています。サイドバーに出力させているGemsにコピペを貼るだけで自分用の返事テキストを生成してくれるようにカスタマイズしているので、文章入力が圧倒的に楽になりました。
営業前の事前調査 notebookLM studio notebookLM studio機能が増えており、まだまだ利用できる領域は増えそうな印象
ミーティングの議事録 社内サービス 社内サービスで議事録を作成しており、他社さんにも利用してもらっているため、さらに改善を進めていきたいです。詳細はこちらです16: https://ai-corporate.jp/

🌟 まとめ

AI技術は日進月歩で進化しており、開発手法や業務プロセスもそれに合わせて大きく変わってきています。 AIにコード生成や情報検索を任せることで、私たちは「何をすべきか」「どう改善すべきか」という本質的な思考に、より多くの時間を使えるようになります。 RAG検証のように新しい可能性を探る実証実験や、日々の業務にAIを組み込む仕組み化は、今後ますます重要になっていくでしょう。

これからも、最新のAI開発情報や活用術を発信していきますので、どうぞご期待ください!

弊社は、AIツールの利用を社内全体で推奨しており、エンジニアに限らずデザイナーITコミュニケータ全員がさまざまなAIツールを利用して業務を行っています。

AIを使ってもっと開発をしたい!」という方はぜひ一度カジュアル面談でお話を聞いてみてもらえると嬉しいです!

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